2017年8月12日土曜日

信念、それは人生に最も要らない断捨離すべきもの

私は、強い信念は自分を縛るばかりで損が多いと思っている。
つまり、自分(およんで他人)はこうあるべき、それが正しいという強い意志、固い思い込みは、いらないと思っている。
それが私の信念だというと話がややこしくなるので、言葉遊びはやめよう。

例えば自分の生活に密着した部分でいうと、田舎暮らし、自然に囲まれた暮らしというのは素敵だと思う。
田舎暮らしには良いところも悪いところもあるというが、そんなことは言葉にするのも憚られるほど当たり前の話だ。
近くのスーパーまで車で30分、そんな生活を実際始めたら、それはそれで素晴らしいなと思える。
そこで自分で食べるものを自分で育てて、自然のありがたみを噛みしめるのも良いだろう。

しかし、だからと言って、大都会もまた私は大好きだ。
夜の闇の中でも煌びやかに浮かび上がる高層ビル群の谷間を忙しく行き来している光の往来のような人生もまた、刺激的で面白い。
都会モンは何も分かってないだとか、人は自然と調和すべきとか、土のついた大根を片手に説教しようとは思わない。

そしてまた、別段田舎でも都会でも無く、なんの変哲も無い中途半端な町で、ダイエーはあるが成城石井は無い、ガストはあるがサンマルクは無い、マックはあるがサブウェイは無い、コメダはあるがスタバは無い、ケーズデンキはあるがビックカメラは無い、ニトリはあるがIKEAは無い、信用金庫はあるがUFJは無いような、そんな生活もまた、味わい深く、素敵である。

ライフスタイルでいうならば他にも、例えば私の家は、極めてナチュラルなテイストであるが、別にモダンで無機的な生活感の無いクールな部屋に住むとなったら、それはそれで面白いし、ボロい団地に住むとなったらそれもまた趣がある。
大豪邸をやると言われて不満は無いし、六畳一間で生活しろと言われても生き生きとしているだろう。

また普段私は、金なんてつまらない、金なんて大した事ない、金持ちなんて幸せじゃあない、金持ちなんて憧れるもんじゃあないなどと言っているが、それは本音であるが、じゃあ金を忌み嫌っているかというと別にそうでもない。
金がそこにあるのならば、喜んで使う道はいくらでもある。

私は旅が好きだから、国内、国外問わず、暑い場所でも寒い場所でも、大都会でも砂漠でも、無人の離島でも山中の村でも、名高い観光名所でもただの水たまりでも、広い国道でも狭い林道でも、どこにでも行って、なんとでも楽しめる。
かといって、それができない家に篭るような生活が、窮屈で退屈だとも感じない。
無いなら無いで、無いなりの楽しみ方喜び方がある。

聴く音楽も節操が無い。
なんだって良い、なんだってイイ感じである。

私がもし動物があまりに愛おしすぎてビーガンだったとしても、食肉工場で豚や牛が加工されていく様子を見てもそれがなんだという感じであるし、それを食べる人を悲しいとか残酷だとも思わないし、逆もそう、私は肉を食べるし牛を殺すが、ベジタリアンにたいして思うところは何ひとつ無い。

他人の考えの邪魔をするべきじゃないのはもとよりだが、人は自分の主義主張、信念によって、まず自分を狭い道に追い込み、苦しめている。

色んな事に挑戦したり改革や改善を推し進める姿勢も素晴らしいが、特に何もせずに習慣を守っているだけの態勢もなんの問題も無い。

大きな目標や夢を持ち、それに必死になって食らいつく火の玉のような頑張りも気持ちが良いが、ふわふわと湖面に漂っているだけのような生もまた、結局答えなのである。

何をしていても良いのに、何かこれではダメなような気がする。
その原因は全て、自分(およんで他人)はこうあるべきだという妄想である。

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