2017年4月9日日曜日

嫁に嫌味を浴びせかけてる旦那は、自分がどれほど格好悪いかビデオにでも撮ってみて見ると良い。

昨日カフェでの女性のやりとりについて書いていて、思い出したことがあるので、それもついでに書いておきたい。
これはとあるフードコートでの出来事で、決して面白い話ではなく、私としては横の席に居てなんとも言えない嫌な気分になったエピソードなのだが。

それは3歳くらいの子供を1人連れた夫婦なのだが、込み合ったフードコートの中であるから、空いている席をとっておくということで、旦那さんのほうが荷物と一緒に座り、奥さんが家族分のオーダーをして持ってくるという流れだったようだ。

しばらくして奥さんが両手にそれぞれの注文を持って席に来たのだが、そこでふいに旦那さんが

「ちゃんとラーメン大盛りにしてくれた?」

と聞いた。
奥さんは、大盛りにしてなんて頼まれてないぞというふうに、不思議そうに「してないけど?」と答えた。

このやりとりにはワケがあって、その日は特別に、そのラーメン屋が麺大盛り無料サービスデーだったようで、オーダーする所に張り紙で「麺大盛り無料!」と書いてあったのだ。
旦那さんとしては、席に座りながら遠目にその「麺大盛り無料」という文字が目に入って、それだったら大盛りが良いと思ったのだろうが、わざわざ言いに行くのも面倒くさい、あの張り紙を見たらきっと”気を利かせて”大盛りにしてくれるに”違いない”と思ったのだろう。

しかし実際は違った。
奥さんは麺大盛り無料の張り紙には気付かなかったのか、気付いていても気が利かなかったのか、それは分からないが、とにかく普通盛りを頼み、持ってきた。

たったそれだけの事なのであるが、それをきっかけに旦那さんの機嫌はみるみる悪くなり、ねちねちねちねちと奥さんを攻撃しはじめた。
怒声を上げたり、机を叩いたりとか、そういうものでは無いが、「大盛り無料って大きく書いてあんじゃん」「こっから見ても分かるようなことだよ」「なんでそんなことも分からないの?」「普通そう書いてあったらこっちに確認するなり、気を利かせて大盛りにするもんなんじゃないの?」などなどと、おとなしそうな男が、嫌味な理屈を、うつむく奥さんに次々と浴びせかけていた。

男の言葉はさらに続き「別に大盛りが食べたくて言ってんじゃなくてさ」「常識的に考えて大盛りと普通が一緒の値段だったら大盛り頼むもんでしょ?」「そんな当たり前の事いちいち説明しないと気が付かない?」などなど、あんたそれ大盛り食べたくて仕方なかったやろと思わずにはいられないが、そんな感じで自分が卑しい人間じゃないアピールも織り交ぜつつ、奥さん叩きに余念が無かった。

奥さんのほうはとチラリと見ると、ただただもう嵐が過ぎ去るのを待つかのように、反論も諦めて下を見て、うつろな目で「うん、うん」と言っている。
子供はというと、親のそういうやりとりを幾度と無く見てきたのか、おろおろしたりせずに淡々と自分のご飯を食べていた。

私はその、淡々とした子供の態度に、逆に深い闇というか、やるせなさを感じながら、自分の坦々麺を「なんだかなぁ」と思いながらすすっていた。
こちらはこちらで坦々としている

結婚生活において、男が女にイライラする、これはモデルのようなケースなのかもしれない。

女性というのは確かに、妙に視野が狭かったり、先読みして行動を起こしたりすることが苦手であったりする部分がある。
これはもう脳の作り的にそうなのだろうと思わざる得ないほど、確かに存在する男女差である。
能力の差ではなく、生理的な性質の違いである。
例えば女性の運転は、慣れ不慣れなどの、熟練度による運転技術とは全然違うところで、見るべきところが見えていなかったり、予測すべきところを飛ばして考えていたりする点で、実に危なっかしい。

たぶん、その旦那さんがオーダーに行って、奥さんが待っていたパターンだったら、高確率で旦那さんは大盛り無料の張り紙に気付き、気を利かせて奥さんの分まで大盛りにして持ってきたのだろう。
だろうが、そんなことはどうだって良い。
”俺ならできる事が、なんでお前にはできないんだ?”という言い分は、ちょっと考えたら人間として無茶苦茶なワガママである事が分かる。
夫婦というのは、そういう事を求め合う関係では無い。
むしろ逆である。
足りない部分を補い合うための関係である。

このことについてさらによく思う事は、男性というのは、女性のそういった足りない部分に対して、異常なほどに不寛容であるが、女性というのは、男性の足りない部分に実に寛容である場合が多い。
男性がなにかちょっとした失敗をしでかしただけで、ぐちぐちぐちぐちと罵っている場面をあまり見かけない。
圧倒的に男性が女性の失敗をなじっている場面のほうをよく見かける。
その一点をとってみただけでも、女性は自分の足りない点を補って余りある精神的な長所、相手の失敗に寛容的であるという特性を持ち合わせているのだ。
このことに気付けない男性は、自分の取るに足りない長所を持ち出してきては「なんでこんな事にも気付けないの?」「自分は大盛りが食べたくて言ってるんじゃない」などとつまらない事でねちねちとゴネはじめるのだ。

相手の不完全さは、自分の不完全さを映す鏡である。

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