2017年8月10日木曜日

私が青汁習慣を健康補助におすすめする理由

野菜はジュースにしても効果は見込めるが、フルーツはジュースにするとその良さはほとんど失われる。
という話がある。

細かいことを言うならば、そうじゃないという点も散見できるかもしれないが、大まかに言って当てはまっていて、何より覚えやすいので、私は気に入って信じている。

フルーツをジュースにして飲むと、デメリットばかりが浮いてくる。


フルーツをジュース状にすると、その加工段階で食物繊維が壊れ、豊富な糖分が残り、ただ甘くて美味しい液体になってしまう。
もちろんまったく栄養が無いというわけではないが、フルーツの長所を殺しているということである。
また、ある研究結果では、ただ糖分が高いだけにとどまらず、ジュース状で摂取するのと、そのままで摂取するのでは、ジュース状で摂取したほうが糖分の吸収率がずっと上がるのだそうだ。
同じオレンジでも、ジュースをほんの数回すする分だけでも、オレンジを1つ丸ごと食べたのと同じカロリーになってしまったそうだ。

慎重な見方をすれば、摂る人の目的次第では、フルーツジュースは健康に良いと言える点も挙げられるが、しかし現代人のほとんどの人にとって、糖質を摂りすぎるという一点を挙げるだけでも、控えたほうが無難であるという結論に至る。

フルーツジュースは糖質は豊富だが、別段栄養素が特筆するほど多いというわけではなく、健康には繋げ難い。

野菜ジュースも、糖質が多いというデメリットは捨てきれない。


一方野菜ジュースも、食物繊維が壊れるという点では同じである。
熱に弱い酵素もほとんど失われる。
添加されていなければ、ビタミンCもほぼ摂れない。
さらに、フルーツジュースほどではないが、糖質が多い商品が多い。

特に美味しいもの、例えばカゴメの『野菜生活100 紫の野菜』などは、まるでジュースのように美味しく飲めるが、それは糖質が100mlあたり10.65gも含まれるからであろう。
飲み物の糖質量ランキングというサイトを見ると、(100g当たり)ぶどうジュース/ストレート14.4g、りんごジュース/ストレート11.8g、オレンジジュース/ストレート10.7gとなっているように、フルーツジュースに匹敵する糖質となっている。
ゆえに、野菜ジュースも、ダイエットになるとか、それさえ飲んでいたら安心などと考えてはいけない。
実際、「1本で1日に必要な野菜(350g)を使用」していても、それ1本で1日の野菜を食べたことには決してならない。

ただ、栄養補助としては機能する。
食物繊維やビタミンCは壊れても、鉄分、ナトリウム、カリウムなどのミネラルなどは残るし、リコピンやβ-カロテンなどは、生の野菜から摂るよりも吸収率の良い場合もある。

野菜ジュースには、フルーツジュースよりかは栄養素が豊富に含まれているという点はメリットである。

フルーツジュースと野菜ジュースに含まれる栄養素比較


フルーツジュースと野菜ジュースに含まれる栄養素を一部比較してみる。

・オレンジジュース

ビタミンA:35μg
ビタミンE:0.2mg
カルシウム:8.4mg
カリウム:135mg
鉄:0.2mg
マグネシウム:8.35mg
葉酸:15.7μg

etc.

・野菜ジュース(各社商品によりばらつきあり)

ビタミンA:150~500μg
ビタミンE:1.1mg
カルシウム:10〜25mg
カリウム:140〜300mg
鉄:0.15〜0.25mg
マグネシウム:8.6〜14.5mg
葉酸:30〜40μg

etc.

フルーツジュースのように、糖分ばかりを先行して摂ってしまうということが無い分、健康補助として習慣化するには、機能すると言って良いと思う。


市販されているような、100%のフルーツジュースと野菜ジュース、健康という観点から二つを比べるならば、野菜ジュースに利があるようだ。

そこでさらに踏み込んでおすすめしたいのは、青汁である。

青汁には少なくともデメリットが無い。


栄養素は、ジュースにしても壊れない物がたくさんあるということは分かった。
しかし野菜ジュースは、ヒット商品を生み出す上でどうしても美味しさを追求し、糖質が上がり傾向にある。
故に結局健康を目的にしてわざわざ飲むというのならば、ベストでは無いのでないかと思う。

青汁も、野菜ジュースと同じように、それさえ飲んでいたら1日の野菜などから摂るべき栄養摂取目安をクリアできる、というものではない。
あくまで健康補助という目的で飲むべきだ。

ちなみによく言われる、野菜の1日の摂取目安である350gという数字であるが、これは詳しくは、緑黄色野菜120g+淡色野菜230g=合計350gと目安づけられているようだ。

青汁は、主に緑黄色野菜を原材料に使っているので、淡色野菜をカバーしにくい。
壊れる栄養素もあるので、緑黄色野菜の栄養素もクリアできるわけでも無い。
しかし青汁はジュースのように糖質の摂りすぎのリスクが無く、栄養補助機能が期待できる。

私のように、男一人暮らしで栄養管理が行き届かない場合ももちろんだし、ダイエットを兼ねる場合にも青汁はおすすめである。
ダイエットというと青汁は糖質制限ダイエットとの相性も良いようだが、私はあまり興味が無いので、興味がある方はそういうサイトを参照していただきたい。

例えば→糖質制限ダイエットと青汁が最高に相性が良い4つの理由

咀嚼することを抜きにして食事を考えてはいけない。


この糖質制限ダイエットのページにも少し書かれていたことだが、青汁などを飲む上でひとつ頭に入れておきたいことであるが、心身の健康や栄養吸収などを考える上で、”咀嚼”という行為を抜きにして考えては危険であるということである。

野菜などをよく噛んで食べることにより、消化・吸収が良くなるのはもとより、食欲が適切になるよう抑制したり、大脳皮質が刺激され、胃腸の働きが促されたりするわけであるから、サプリや青汁、野菜ジュースなどだけで栄養を摂ろうとすると、必ずどこかに無理が起こる。
また、偏った大量の栄養素を摂り続けると、著しく内臓に負担をかけるという危険もある。

あくまで”補助”として扱わなければいけないというのは、そういう意味もある。

そんなこんなで、もしも健康を気にして、何かジュース等を摂る習慣を作るというのならば

フルーツジュースは下

野菜ジュースは中

青汁は上策である進言したい。

ちなみにサプリメントは、上でも中でも下でも無く、にわか知識で摂取しつづけるのは”危険”であると私は思う。

私は、自分の料理献立に対する栄養補完力に甚だ猜疑心を持っているので、使い出した青汁がある。
それは『青汁と乳酸菌』というものである。
女性の間では今『めっちゃぜいたくフルーツ青汁』というのが絶大な人気らしいので、女性にはそちらのほうがおすすめかもしれない。

あくまで毎日野菜を食べることを意識した上での、補助としての役割で、という意味であるが、青汁は野菜不足を感じている人には強くおすすめする。

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