このブログはもともと『ある新聞配達員の暮らし』というタイトルであったが、そこから離職を転機に『働かないミニマリスト』と改名し、さらに結婚をしたので、その要素もタイトルに加えられないかと思い、このタイトル『ミニマリストのブログ-この男、結婚しても働かないぞ』となった。
近況は、別段変わりなく暮らしているが、一つショッキングなことがあった。
それは、先日「ゴキブリに夜中体を這われた話」という投稿をしたが、一昨日くらいに、なんとまた同じ事を経験した。
パニック映画のような悪夢の家である。
私は人生で、ゴキブリが体に触れたことや、寝ている間に体を這っていたことなど、一度も経験したことが無かった。
多くのみなさんがそうであろう。
それが、この半月の間に二度起こったのだ。
相当なショックであった。
ゴキブリが寝室に出る原因
混乱する頭で、原因を考えずにはおられず、あれこれ考えてみた。
家のどこかに致命的なゴキブリの入り口があって、外からどんどん家に入ってきているのか?
自分の寝室のどこかにゴキブリの巣でもできたのだろうか?
それともこの家全体でゴキブリが大発生しているのだろうか?
しかし、普段見かけるゴキブリの量は、それほど恐ろしく増えたという感覚は無い。
それなのに、なぜ布団の中に潜り込んでくるというおぞましい事件が立て続けに2回も起きるのか?
そこで一つ思い当たったことがある。
それは、記事にも書いたが、私がカウチソファベッドを導入したことだ。
→ミニマリストの節約術：カウチソファベッドでスペース有効活用
これを買った理由は、スペースを最大限に活かしたかったのと、この家にもともとあった古いタンスを捨てて、そこを新たに寝るスペースに改造したかったからだ。
この計画は実にうまくいき、私は以前よりも快適に睡眠を貪ることができるようになったので、このカウチソファベッドに文句をつけるつもりは無いのだが、問題はその場所である。
ゴキブリの習性や生態にそれほど詳しくは無いが、想像するに、あの前あったタンスの裏などは、狭くて暗くて埃っぽくて、あからさまにゴキブリにとってこの家で最も信頼できる通路や隠れ場所だったように思う。
そこに急に私がこのカウチソファベッドを置いて寝たものだから、ゴキブリとしては
「アレ?いつもと違うぞ?」
というようなもので、いつもの安心できる場所をうろうろ探し回ったであろう。
すると
「あ、なんか暗くて狭くて暖かい隙間があるぞ」
と、私の布団の隙間から入ってきたのでは無いだろうか?
ちなみにゴキブリが活発に活動するのに最適な温度は25度以上らしい。
幾分涼しくなってきた昨今、私の体温で温めた布団は、魅力的であっただろう。
あくまで想像にすぎないが、少しは説得力のある説では無いだろうか。
ともかく、自分ではそのような結論を出して、この一件には対策に取り掛かろうと思う。
寝室のゴキブリ対策
といっても、ベッドにゴキブリ忌避剤を散布したりはできないし、虫の嫌うハーブの香りをスプレーしまくるのも、気後れする。
理由は先日うちに迎えた猫である。
→新しい家族ができました。
害虫忌避剤は、もちろん動物や赤ちゃんの居る家ではやたら使うのは避けるべきだろう。
そこでハッカやミントであるが、これは害虫を寄せ付けない効果があるともっぱらの噂である。
私としては、使ってみたことはあるが、目に見えた効果は感じられなかった。
でも、ベッドにだけは絶対寄せ付けたく無い、などという状況では、毎晩布団にふきかけたりしたら、いかにも効果がありそうである。
しかしハーブは猫には危険であるということは、先日も書いた通りである。
→猫を殺すならエッセンシャルオイルが最適。精油やアロマ製品の猫への悪影響について。
ケトンを含むエッシェンシャルオイルとして、ミントが挙げられる。
これは猫の神経に悪影響を及ぼしたり、肝機能不全を引き起こす危険性があると指摘されている。
匂いでゴキブリを寄せ付けないという解決策は、難しそうである。
あとは寝る場所を変えるか、家全体でブラックキャップを大量に置くなどして、この家であのタンスをお気に入りにしていた、古参のゴキブリ(妙な響きだが)を一度一掃してしまう努力をするかというところだろうか。
この場所は、わざわざタンスをどかしてまで作ったお気に入りの寝場所なので、できれば移動したくない。
とりあえず当面は、ブラックキャップを大量に買ってこようかと思う。
働かない者にとってはえらい出費である。
そんな、甘い新婚生活とは無縁の日常であった。
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