2017年9月7日木曜日

ミニマリストの節約術:ウォーキングで移動費とカロリーをカット

私は歩くのが大好きである。

歩いていると、無心になれる。
そして無心になれる反面、考え事も捗る。
これは書き物をしている時間の多い私のような生活者には、とても貴重な時間である。

そして考え事が捗るといっても、体を動かしているので、嫌な考えにぐるぐる取り憑かれてネガティブな気分にどんどん落ち込んでしまうということが無い。

ウォーキングする意義は無意味な時間を作ること


ウォーキングは、日常生活の中では持ち難い時間の使い方ができる時間である。
人間は無心に単純作業に没頭する時間が、1日の中で少しは必要だと思うのだ。

私のような家の中で完結してしまう仕事をしていると、体を動かすことが極端に少なくなってくる。
もちろん家事もするし買い物にも出かけるので、立ったり座ったりうろうろする程度には動き、完全に体が鈍りこんでしまうことは無いが、それらは常に”用事”があってやっていることであって、”無心”になれる時間というのを持ち難いところがある。

新聞配達をやっていた頃の、配達作業は、私にとって仕事であり、用事ではあったが、ほとんど無心でやれていた。
体を一定のリズムで動かし続けるのでそれが作用して良かったのだと思う。
この時間には、心地よい疲労感とともに、ネガティブな考えに取り憑かれて鬱々とするような感覚から解放されていたように思う。

目的地まで歩いて行ってみる。という選択肢


みなさんは、どれくらいの距離までなら歩きで行き、どれくらいの距離までなら自転車で行こうと思うだろうか?

決して何か出かける度に毎回である必要は無く、気が向いたらで良いのだが、私の場合、往復考えて10キロ以内なら、抵抗なく歩きで行ってもいいなと思える。
それ以上となると「今日は歩くぞ!」という感じでなければ、自転車かバイクか…となってくる。

10キロという距離は、だいたい大人の男性なら2時間、女性なら2時間半くらいといった距離だろうか。
片道1時間強というと、そう大したことは無い、誰でもが無理なく歩ける距離である。
感覚的には、隣町へ行く、という感じであろうか。

そのくらいの距離に用事がある場合、普通使う交通手段というと、車か、バスか、電車だろうか。

これを、できれば歩きで出かけてみる、ということを意識的に始めてみては如何だろう。

ウォーキングする事でついてくる様々な効果


ウォーキングは上で書いたように、無心になれる気持ちの良い、実に非日常的な時間である。
そして頭がクリアになると、自然と頭の中でこんがらがっていたことも緩んで考えがまとまってくる。

ある種、修行僧がひたすらにお経を唱えるのに似た作業であり、これは雑念から解放されるのに実に効果的である。

他にもダイエット効果も見込める。

体重や歩行速度にもよるが、10km歩くと消費されるカロリーはだいたい400kcalといったところ。
この程度のことを一度やるくらいでは、なんのことは無いが、習慣にすれば強い。
しかもそれをひとつの楽しみとしてできるならこの上ない強みである。

節約術とタイトルには書いたが、本当のところは節約がメインとは考えていない。
節約にも繋がるという程度だ。
しかし絶対に0では無い。
何百円かの移動費が必ず浮いてくる。

ウォーキングする時間が無い?もったいない?


2時間以上も歩くなんて、時間がもったいないそんな暇が無い、という感覚もあるかもしれないが、それは、ダイエットや節約を主目的に置いて、そのためにやろうとするからではないだろうか。

たった400kcalを消費、たった400円の移動費を節約するのに2時間歩くのか?という道筋で考えを進めると、時間がもったいないとなってもおかしくない。

だが、ウォーキングは、目的のためにやるのではなく、そういう時間を持つための行動だと考えたほうが良い。

ミニマリストが、テレビやたくさんの服なんて必要無いといって、断捨離するのは何故か?
それはテレビを見ている時間や、あれこれ着て行く服を選んでいる時間が無駄だと、もっと大事なことに有限な時間を使いたいと考え始めるからである。

ではその”大事なこと”とは一体何なのか?
人生の有限な時間の”有意義な使い方”とはどういうものか?

ミニマリストが一生懸命いろんなものを捨てて自分の人生を考える時間を作るのは、例えばこういう行為のためなのではないかと考える。
こういう行為とはもちろん、ただウォーキングしている時間を持つとか、そういう一見無意味な行為のことである。

ダイエットのために、健康のために、節約のために、そういう目的は、場合によっては邪魔になってくる。
そういう目的は、二の次に配置しておきたい。

ダイエットがうまくいかなければ、健康がうまく維持されなければ、節約が捗らなければ、ウォーキングなんて意味無いと、結局そうなってしまう。

しかし、意味など無くても良い。
無意味なことに没頭できる時間が人間を癒すと思うのだ。

そうやって習慣づけられた行動の結果として、ダイエットだとか、健康維持だとか、節約だとかがついてくる。

400kcalの消費カロリーは馬鹿にはできない。
同時に、400円の電車賃や燃費も馬鹿にはできないものだ。

そのちっぽけな数字のために頑張ることは苦しいが、そうではなく、楽しみとか、瑞々しい時間の持ち方の副作用として、そういったちょっとした数字が付いてくると考えれば、この習慣は、実に人生にとって、意義のある、無駄ではない、時間を割いてでもやりたい事だと言えるのではないだろうか。

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